Amazonの商品情報を取得APIであるProduct Advertising API (以下PA-API)に新しいバージョンの「PA-API v5」が出ました。
それに伴い、2019年11月30日までにPA-API v5に移行しないと、旧バージョンのPA-APIは使用できなくなるとのアナウンスがありました。
PA-API v5への移行を2019年11月30日までに実施しなかった場合、現在のPA-APIはご利用をいただけなくなります。
Cocoonの「Amazon商品リンクショートコード」機能は、PA-APIを利用しています。
ですのでCocoonで使用している方は、このままだと「Amazon商品リンクショートコード」が利用できなくなります(amazonショートコードを使っても商品情報が表示されなくなります)。
ということで、Cocoon v1.9.7から「Amazon商品リンクショートコード」機能が利用するAPIを、PA-API v5に変更し対応させることにしました。
今後とも、Amazon商品リンク機能を利用する場合は、11月末日までにCocoon v1.9.7以降にアップデートすることを強くおすすめします。
利用者側がしなければならないこと
Cocoonユーザーで、今後とも「Amazon商品リンクショートコード」機能を利用する場合は、以下のことは必ず行ってください。
- Cocoon v1.9.6.4以降にアップデート
これは絶対です。これを行わないと、2019年11月30日後は同機能を利用できなくなります。
その他に確認しなければならないこと
その他に確認しなければならないことはこちら。
- AWSではなくAmazonアソシエイトで取得したAPIキーを利用しているか
- サーバーの「php.ini設定」の「allow_url_fopen」項目がONになっているか
以下で詳しく説明します。
AWSでPA-APIのキーを取得している場合は再取得&再設定が必要
加えて、AWS(Amazon WEB Services)でPA-APIのアクセスキーとシークレットキーを取得している場合は、Amazonアソシエイトにてキーを再取得する必要があります。
詳細はこちら。
過去にAWSで発行したAWS認証キー(AWSアクセスキー、AWSシークレットキー)をご利用の場合、PA-API v5ではご利用いただけません。 新たに アソシエイト・セントラルのPA-APIページ にて、認証キー(アクセスキー、シークレットアクセスキー)を取得してご利用ください。 アクセスキーを取得するには、アカウントのメインユーザーである必要がありますのでご注意ください。
(中略)
なお、現在すでにアソシエイト・セントラルにて発行したPA-API認証キーをご利用の場合( PA-APIページ にアクセスした際に表示されるアクセスキーを利用している場合)は対応は必要ありません。
ということで、過去にPWA(Amazon WEB Services)でAPIキーを入手した方のみ、Amazonアソシエイトの「ツール → Product Advertising API」メニューから新しいアクセスキーとシークレットキーを入手してください。
もし、PA-APIキーを変更する必要がある場合は、Cocoon設定「API」タブにある「アクセスキー」と「シークレットキー」をAmazonアソシエイトで取得したのに変更してください。
サーバーのPHP.ini設定を確認する
PA-API v5を利用するには、サーバーの「php.ini設定」の「allow_url_fopen」項目が「ON」になっているかを確認してください。
allow_url_fopen=offになっている場合は、Amazon商品リンクに以下のようなエラーメッセージが表示されます。
デフォルト設定でallow_url_fopen=offになっているサーバー
現在サーバーデフォルト設定で、「allow_url_fopen」項目が「OFF」になっているサーバはこちら。
エックスサーバー系のレンタルサーバーはOFFになっている可能性が高いと思います。
エックスサーバーで「allow_url_fopen=on」にする方法
エックスサーバーで、「php.ini設定」の「allow_url_fopen」項目を「ON」にする場合は、サーバーの管理パネルを開いてください。
メニューの「php.ini設定」を選択してください。
変更するドメインのを選択し、「allow_url_fopen」項目を「ON」にして設定を保存してください。
wpX Speedで「allow_url_fopen=on」にする方法
wpX Speedもサーバーパネルを開いて同様に、「php.ini設定」から「allow_url_fopen」項目を「ON」にして設定を保存してください。
Cocoon 1.9.7(PA-API v5)に変更することでの主な違い
Cocoon 1.9.7にして旧PA-APIから、PA-API v5に変更することによる主な違いはこちらです。
- 商品情報の取得がPA-API v5版を経由する
少し速くなった?Amazonの負担軽減により? - レビューリンクがPA-API生成のURLではなくなった
PA-API v5では、AmazonレビューページへのURLを生成しなくなったので、レビューリンクから売上が発生しても、PA-APIの成果にはならない。
大きな違いといったらコレぐらいかなと思います。
レビューリンクというのはこの部分。
以前、レビューリンクで使用していたURLは、PA-APIが生成したものだったので、そこから売り上げがあるとPA-APIの売り上げになっていました。
けれど、Cocoon 1.9.7からは、レビューリンクから売上が発生しても、PA-APIの売り上げにはならないのでご注意ください。
詳細はこちら。
今回の、PA-API v5に関する流れは、以下のトピックを参照してください。
コメント テーマの質問はフォーラムへ
はじめまして、ワードプレス初心者です。
最近こちらのテーマを使用しています。
更新ボタンに更新情報が反映されません。
現在親v1.9.6.4 、子v1.0.8になっています。
現在は子テーマを設定して使用しています。
v1.9.7のバージョンアップ手順を教えてください。
Xサーバ使用しています。
よろしくお願いします(≧∀≦)
こちらがFTPを用いた方法で、アップデートできるかと思います。
https://wp-cocoon.com/ftp-update/
わいひら様
うまくアップデートできました。
あともう3点教えてください。
1,お問い合わせホームの下にページ送りナビが表示されてしまいます。
ページ送りナビを非表示にすると全部非表示されてしまいます。
フッターの部分だけ非表示にすることはできますか?
2,トップに人気投稿記事を表示したいのですが、
設定方法がわかりません><
アドバイスお願いします。
3下に小さくあるタブ?カテゴリなどを記事タイトルの上に設定したいです。
こちらもアドバイスお願いします。
お忙しいかとは思いますがよろしくお願いします( ; ; )
恐れ入りますがコメントの案内にもあるように、できればテーマへの質問はフォーラムにしていただければと思います。
https://wp-cocoon.com/community/
フォーラムだと、画像がアップできて説明も楽なので。
また、フォーラムにトピックを立てる場合は、1つの質問につき1つのトピックを立てていただければと思います。
お手数でではありますが、そうしていただくと負担軽減にもなるため、よろしくお願いいたします