Cocoonで行っている内部SEO施策まとめ

テーマについて
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最初に身も蓋もないことを言ってしまいます。

僕は、昨今の検索エンジン対応について、「テーマのごときはSEOにほとんど影響しない」と思っています。

もちろん、テーマがSEOに影響していた時期も確かに数年前まではありました。僕も実際に観測をして影響を確認をしています。

けれども、フレンドアップデート以降、テーマの影響力はかなり下がったと思います。

というより、「コンテンツ自体の影響力が上がった」とでも言いましょうか。テーマに何を使っていようと、「コンテンツの内容を自体が良くて、自然リンクを集めていれば」上位表示されると思います(※)。

ただ、テーマが持つ多少の影響力であろうと、少しでもより良いものとなるように、Cocoonでは以下のようなSEO施策を行っています。

※テーマで考えなくnoindexだったり、黒背景とかだったり、おかしなことしていない限りはテーマ自体でSEOにそこまで差はないような気がします。

\エックスサーバー開発のWordPressテーマ/
エックスサーバー開発のWordPressテーマ

Cocoonが行っているSEO内部施策

Cocoonで気をつけている内部SEO施策はこちら。

  • HTML5チェックエラー0
  • ページ表示の高速化
  • モバイルフレンドリーテストに合格
  • AMP対応
  • 構造化マークアップ済み&エラーなし
  • アウトラインの最適化
  • メタタグ編集機能あり
  • 完全なレスポンシブデザイン

とりあえず、様々なチェックツールで満点もしくは、エラーが出ないように作っているつもりです。

以下では、それぞれについて詳しく説明します。

HTML5チェックエラー0

Cocoonでは、HTML5エラーが出ないようにマークアップしています。

チェックツールはこちら。

Ready to check - Nu Html Checker

チェック結果。HTML5エラーは表示されていません。

CocoonテーマのHTML5.pngチェック結果

プラグインを利用することでエラーが出る可能性があるのでご了承ください。bbPress、BuddyPress、wpForoのような対応プラグイン以外でのエラー除去には対応できません。WordPressプラグインの無数にあるのでご了承ください。
Cocoonテーマの「高速化」設定を行うと、CSSがインラインで書き込まれるので、Font Awesome等アイコンフォントのユニコードが直接HTMLに書き込まれるので警告は出るかもしれません(エラーではありません)。
CSSエラーは、テーマ内では0にしました。けれど、インストールプラグインによりCSSエラーは出ることがあります。

ページ表示の高速化

Cocoonでは、ほぼテーマ内機能のみでPageSpeed Insightsに最適化してあります。

PageSpeed Insights
上記ページは管理サーバー以外のリソースを除外したページをチェックするためのリンクです。外部リソースは基本的にこちらから変更できません。

高速化方法はこちら。

Cocoonおすすめのサイト高速化設定
Cocoonと相性の良いページの高速化設定方法の紹介です。Cocoonデフォルト機能だけでも十分にPageSpeed Insightsで高得点が狙えます。加えて、ページキャッシュプラグインや、画像最適化プラグインを利用すれば、より良い良いパフォーマンスを目指すことも可能かと思います。

これらの設定を行うだけで、PageSpeed Insights(外部リソース除外)で100点から90点後半を取得することも可能です。

テーマの機能自体でモバイルで100点が取れるポテンシャルがあれば十分すぎるのではないかと個人的に思っています。

一応、GTmetrixでも以下のような結果は普通に出ます。

Latest Performance Report for- https---wp-cocoon.com

プラグインのインストールや、広告(アドセンス)の導入より結果が変わる可能性があります。アドセンスタグが貼ってあったりするとYShowスコアは極端に下がります。
遅いサーバーだと、点数は低くなります。
外部リソースを含めると点数が悪くなる可能性が高くなります。どうしても外部キャッシュ対応を望みたい場合は、サービス提供元に直接ご要望をください。

モバイルフレンドリーテストに合格

今や、サイト訪問者のほとんどがモバイルというサイトも多いことでしょう。

Cocoonではそんな訪問者環境に対応できるように、当然ながらモバイルフレンドリー対応しています。

Cocoonのモバイルフレンドリーテスト結果

AMP対応

現在は、ほぼモバイルからの訪問が多いことから、当然ながらAMP表示にも対応しています。

CocoonのAMPテスト結果

AMPページは、標準ページとほぼほぼ変わらない表示ができるようになっています。

こちらが標準ページ。

Cocoon標準投稿ページ

こちらがAMPページ(入力フォームとかはない)。

AMPページは標準ページと表示がほぼほぼ変わらない

見た通り、ほぼほぼ表示が変わっていないのを確認できるかと思います。

AMP設定は、「Cocoon設定→AMP」項目からワンクリックで変更できるようになっています。

AMP化後のバリデーターのチェック結果がこちら。

The AMP Validatorチェック結果

大抵の設定状態なら、AMPエラーを回避できるのではないかと思います。

プラグインのインストールにより、エラーが出る可能性はあります。

構造化マークアップ済み&エラーなし

Cocoonでは、以下の一般的な構造化データをマークアップしています。

利用チェックツールはこちら。

Schema Markup Testing Tool | Google Search Central  |  Google for Developers
Use the Rich Result Test to see what Google results can be generated for your pages and the schema markup validator for ...

もちろんエラーもありません。

構造化データ テストツール-テスト結果

アウトラインの最適化

Cocoonでは、なるべく最適化したアウトラインを表示するように努めているつもりです。

チェックツールはこちら。

HTML 5 Outliner

リストページのアウトラインはこんな感じ。

Cocoonリストページのアウトライン

投稿ページのアウトラインはこんな感じ。

Cocoon投稿ページのアウトライン

メタタグ編集機能あり

Cocoonでは、SEOプラグインを使わずに自前で「SEOタイトル」「メタディスクリプション」「メタキーワード」を変更できる機能をあらかじめ備えています。

CocoonのSEO設定機能(投稿)

noindex、nofollowの設定も可能です。

もちろん、トップページやカテゴリページででもメタディスクリプションなどを設定できます。

基本的に、CocoonにあるSEO機能だけで、ある程度のSEO的需要は満たせるのではないかと思っています。

デフォルト機能用いれば、わざわざ重めのSEOプラグインをインストールするメリットはそこまでないような気がします。

既にSEOプラグインを利用している場合は、移行するのが面倒なので、そのまま使っていてもいいかも。

完全なレスポンシブデザイン

Cocoonは、パソコンとモバイルで、完全に同一がソースコードを出力する完全レスポンシブデザインです。

完全レスポンシブにすることで、検索エンジンはパソコンとモバイル双方のソースコードをクロールする必要が無くなります。

Google自体も、現在レスポンシブデザインを推奨しています。

詳細はこちら。

Googleモバイルファーストインデックス後はレスポンシブが唯一の選択肢か? #inhouseseo
Google のゲイリー・イリェーシュ氏は、8月22日に開催された ISM Spin-off #2 で、このようにレスポンシブ ウェブ デザインをかつてないほどに推奨した。これまでは、「動的な配信」と「別々の URL」を含めた3つのモバイル...

レスポンシブデザインにする利点はこちら。

Googleがレスポンシブデザインを推奨する7つの理由

まとめ

このような感じで、一応SEOにも結構気を使っているつもりです。

ただここまで行っても、正直「コンテンツの強さ」には敵わないと思います。

結局、昔から言われていることになってしまうんですが、「小手先のSEOテクニックよりも面白い内容のコンテンツを作ること」だと思います。

というか、テーマごときが影響力を持てるSEOなら苦労はしないですよね。

なので、CocoonではSEOは当然として「コンテンツの作りやすさ」に主眼を置いてテーマ作成を行っています。

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