書き込みだけでは「大変そう」と思ったのですが、
MathJaxは優秀なJavaScriptプラグインのようで、思ったより簡単そうですね。
http://jjoo.sakura.ne.jp/igblog/?p=253

ちなみに、MathJaxプラグインではダメだった理由とかは、ありますか？
https://thunderblog.org/2019/04/howtomathjax.html
「WordPress の最新バージョンに対応していない」と出るからでしょうか。

「MathJax - LaTeX」はダメでした。最新版に対応していないからでしょうか？

ドルマークで挟む使い方→そのまま出力される
latexショートコードで囲む使い方→何も出力されない

と、どちらも数式が表示されないです。

MathJaxを一部のサイトで使用していますが、v3ではかなり柔軟にカスタマイズができるようになっていて、サイトの仕様に合わせてコードを組み込めます。

Gutenbergがmarkdown記法にも対応していることもあって、ブロックエディタと相性がいいのですが、個人的には各自の環境に合わせて導入すべきモジュールだと思うので、Cocoon側で導入するのであれば柔軟性を損なわない形でお願いしたいです。

今回の実装、需要はそこそこかもしれないけど、導入が簡単なタイプの実装です。
なのでデフォルトでは数式表示は当然無効にしておきます。
数式表示を無効にしておけば、スクリプトも読み込まれないので、速度低下への影響はないようになると思います。

一応、実装をしてみました。
------------------------------------------------
https://github.com/yhira/cocoon
最新ファイルをダウンロードする場合は、上記ページのダウンロードボタンからzipファイルをダウンロードしてください。

FTPでのアップデート方法はこちら。
https://wp-cocoon.com/ftp-update/
------------------------------------------------
Cocoon設定の「コード」タブから数式表示を有効にしてください。

実際使ってみて、日本語にも対応していて株式指標の計算式などの表示などにも便利なので、思ったより需要はありそうな気がします。

1つ思ったのは、「数式番号の扱いをどのようにしたら良いかな？」ということです。
デフォルトだと数式番号「非表示」で、オプションで「表示」にする設定でよいでしょうか？
これは使用されるveilnuiさんにご意見を伺いたいです。
※現在は番号は表示される状態になっており、設定項目も用意しておりません。ご意見を聞いてからと思って。

AMP に対応できるか疑問を感じました。

テーマに実装されるなら、amp-scirpt で使えるか確認が必要かもしれません。

下手をしたら、「AMP で数式になりません」との問い合わせがいくつもくるかも。

投稿者:: @akira

下手をしたら、「AMP で数式になりません」との問い合わせがいくつもくるかも。

ありえる…
全くAMPのことを考えてなかった…。

これでちょっと模索してみます。
https://amp.dev/documentation/components/amp-mathml/

おぉぉ！

そのコンポーネントは知りませんでした。

検索しても他に参考になるサンプルがないですね。

https://github.com/ampproject/amphtml/blob/master/examples/amp-mathml.amp.html

その他に、TeXでの表記とコンテンツ、エディタ側の記法とのバッティングを調節したりも必要です。
MathJaxをそのまま全ページに当てはめ、デリミタまで書かせる形では意図しない変換が生じます。

AMP対応の参考になるかどうかは分かりませんが、私の場合はSSRでブロックエディタに組み込む形を採っていて、AMPページではAMP用マークアップを生成するようにしています。

TeXでの表記とコンテンツ、エディタ側の記法とのバッティングを調節したりも必要です。
#post-29873

補足で、Cocoonのテーマ側での対応の場合はAMP用の置換時にも上記と同様の調節が必要になるのではないかと思われます。

投稿者:: @lococo

その他に、TeXでの表記とコンテンツ、エディタ側の記法とのバッティングを調節したりも必要です。

例えばといった表記とどういった表記とか例もありますでしょうか。
僕はこれまで使ったことがないものなので、想像がつかなくて。

まだ試作段階ですが、amp-mathml でもAMPで数式表示されることは確認いたしました。
ただ、こちらのstr_replaceを用いた文字列置換方法では、誤置換がありそうなので、あくまで試作です。置換方法は改善する必要があります。
https://github.com/yhira/cocoon/blob/2c4086ec937125977077b3d1454ab10d0e8da76f/lib/amp.php#L241

str_replaceを用いた文字列置換より、preg_replaceを用いた正規表現置換の方が誤置換は防げるかと思います。
ただ、こちらのブロック数式\[..\]の置換はうまくいくんですけど、
https://github.com/yhira/cocoon/blob/2c4086ec937125977077b3d1454ab10d0e8da76f/lib/amp.php#L238
こちらのインライン数式\(...\)の置換がうまくいかない…。
https://github.com/yhira/cocoon/blob/2c4086ec937125977077b3d1454ab10d0e8da76f/lib/amp.php#L237

投稿者:: @yhira

1つ思ったのは、「数式番号の扱いをどのようにしたら良いかな？」ということです。
デフォルトだと数式番号「非表示」で、オプションで「表示」にする設定でよいでしょうか？

これに関しては、AMP（amp-mathml）では、数式番号は表示されない（表示の仕方が今のところわからない）ようなので、数式表示オプションを追加するかは、今のところわからないです。

今は試験的な実装ですが、あまりにも開発カロリーが高くなるようであればあれば、実装しない可能性もあるのでご了承ください。

例えばといった表記とどういった表記とか例もありますでしょうか。

一番よくあるのが、ソースコード表示内でしょうか。
ソースコード以外でも文字列の並びで指定したデリミタになってしまうことが稀にあります。

不用意にMathJaxの対象範囲を広げると意図しない変換が起こるので、MathJax系のプラグインではショートコードで囲う必要があったり、#post-29873で紹介したように特定のブロック内のみに対象範囲を狭めて、バッティング箇所を限定する方法がよく用いられています。

また、#post-29880だと#post-29876で書いた通り、MathJaxの意図しない置換はそのままAMPでも反映されてしまいます。
CocoonのAMP置換ではマークアップそのものを文字列として扱う分、通常ページでは起こらない誤置換が生じる可能性もあります。

投稿者:: @lococo

一番よくあるのが、ソースコード表示内でしょうか。

なるほど。確かにそれはありそうですね。

投稿者:: @lococo

不用意にMathJaxの対象範囲を広げると意図しない変換が起こるので、MathJax系のプラグインではショートコードで囲う必要があったり、#post-29873で紹介したように特定のブロック内のみに対象範囲を狭めて、バッティング箇所を限定する方法がよく用いられています。

こちらもなるほどです。そういった手があるんですね。
僕も、ショートコードと数式専用のブロックを作成して、置換箇所を限定するという手法で対処したいと思います。

教えていただき、ありがとうございます！

MathJaxスクリプトで、例えばCSSセレクタを指定して、特定のHTML要素だけ数式化するなんて事はできるのでしょうか？
MathJax.Hub.Configか何かの設定で。
調べてみたものの、それっぽいのは見つけられませんでした。

数式番号の扱いをどのようにしたら良いかな？

僕の使い方では、数式番号は不要です。
デフォルトではOFFで、オプションで、ON・OFFできると良いと思います。

不用意にMathJaxの対象範囲を広げると意図しない変換が起こるので、MathJax系のプラグインではショートコードで囲う必要があったり、#post-29873で紹介したように特定のブロック内のみに対象範囲を狭めて、バッティング箇所を限定する方法がよく用いられています。

動作しなかった、MathJax - LaTeXプラグインでは

1. 使う前に「LaTeX」ショートコードを呼び出さないと有効化されない
2. それに加えてドルマークで囲む、ショートコードで囲むなどしないと変換されない
   （プラグインによっては　/[/]　や　/(/)　で囲むものもある）

といった形です。
１番は設定画面でON・OFFすれば良いですが、２番に関しては意図しない変換を防ぐため、数式ブロック or 数式ショートコードとして必要だと思います。

https://stackoverflow.com/questions/5639827/styling-mathjax/25329062

根本的な解決にはなってないと思いますが、一応それっぽいサイトを見つけてきました。

http://docs.mathjax.org/en/latest/input/tex/extensions/html.html

なんかよくわからないけど、とりあえず。

https://stackoverflow.com/questions/39935447/is-there-any-way-to-exclude-mathjax-processing-from-certain-html-elements

なお、特定のクラスを除外することはできるようです。

何度も連続投稿してごめんなさい。

公式ドキュメントに書いてありました。

本家

http://docs.mathjax.org/en/latest/options/document.html

Google翻訳版

http://translate.google.com/translate?hl=ja&sl=auto&tl=ja&u=http%3A%2F%2Fdocs.mathjax.org%2Fen%2Flatest%2Foptions%2Fdocument.html

投稿者:: @veilnui

僕の使い方では、数式番号は不要です。
デフォルトではOFFで、オプションで、ON・OFFできると良いと思います。

これはAMPページを考慮しなければ、それでも良いと思っていました。
ただ、AMPページでは数式番号が表示されないので、仕様を統一するためにも、オン/オフ機能は、とりあえず付けないでおこうと思います。
※機能を有効化したのに、AMPで表示されないという問い合わせが来そうなので。

不用意にMathJaxの対象範囲を広げると意図しない変換が起こるので、

とりあえず対象範囲をなるべく狭める方法としては、とりあえずは開発コストが一番安い以下のようなショートコード方式をとることにしました。
https://gcbgarden.com/2017/12/25/mathjax-latex-plugin/

Cocoonで数式を利用するには、以下の手順をとる必要があります。

1. Cocoon設定「コード」タブから「数式表示を有効にする 」を有効化する
2. 投稿するときに本文のどこでも良いので[math]というショートコードを入力する
3. ブロック要素の数式を入力するには/[数式/]フォーマットで入力する
4. インライン要素の数式を入力するには/(数式/)フォーマットで入力する

※今回$数式$フォーマットでの入力は、採用しませんでした。誤変換が多くなりそうなので。

ダウンロードはこちら。
------------------------------------------------
https://github.com/yhira/cocoon
最新ファイルをダウンロードする場合は、上記ページのダウンロードボタンからzipファイルをダウンロードしてください。

FTPでのアップデート方法はこちら。
https://wp-cocoon.com/ftp-update/
------------------------------------------------

ブロック要素の数式の入力例。

\[e^{\pi i} = -1\] 

インライン要素の数式の入力例。

右辺の -1 を左辺に移項して \(e^{\pi i} + 1 = 0\) とすることで、0、1、\(e\)、\(\pi\)、\(i\) を全て含む式としてにんまりする人も多いらしいですが、個人的には移項しないシンプルな方が好きです。

[math]ショートコードの投稿への入力例。
※厳密に言えばWordPress的なショートコード機能ではないです。

MathJaxスクリプトで、例えばCSSセレクタを指定して、特定のHTML要素だけ数式化するなんて事はできるのでしょうか？
#post-29893

色々と方法はあるのかもしれませんが、私の場合はv3標準（公式ドキュメント）に則ってサーバーサイドで実装することで実現しています。

GutenbergのSSR時にMathJaxを通せば、作成した数式ブロックを考慮するだけでよくなります。
エディタ上でTeXの表示をリアルタイムでチェックできますし、ブラウザ読み込み時の変換が必要なくなるので高速化にも繋がり、MathJaxから受け取ったマークアップをブロックのマークアップに受け渡す（AMPページではここでAMP化を挟む）ので、ブロック外への影響もありません。

ショートコードは実装していませんが、上記の実装部分をショートコードの実行完了直前までにあるフックから受け渡しを行えばよいのではないかと思います。

Cocoonの実装をざっと確認したところ、

• #post-29925の書き込みのように、数式と合わせてコンテンツとしてのデリミタが使用できない。
• デフォルトとは別のデリミタを設定する場合のAMP対応は、各自で実装しなければならない。

などはテーマ側での判断かと思いますが、少なくとも

1. AMP化がパラグラフ内に限定されてしまっている（pタグとdivタグの関係は？機能への移行等でpタグで囲っていない場合は？など）。
2. $$ ... $$の場合が考慮されていない。

あたりは修正が必要そうです。

ご指摘ありがとうございます。

元々、少ない需要の割には、簡単そうなので実装考えましたが、ちょっとすぐには出来そうにないので、今回の機能は無効化しようと思います。
とりあえず、TODOに入れておこうと思います。

ありがとうございます。