CocoonをKUSANAGI環境に対応させる方法。

サーバー設定
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Simplicityの時からそうなんですが、CocoonでもWordPress上でのファイル操作は、WP_Filesystemを利用しています。

ただ、通常のレンタルサーバーでは問題なく使えるWP_Filesystem()なんですが、KUSANAGI環境だと、簡単な認証が必要になるようで、そのままでは利用できません。

Cocoonでは、「サイトがレスポンシブ化されない」といった不具合が出ます。

以前まで、KUSANAGIで利用するには、以下のようなソースコード編集が必要でした。

参考 VPS(ConoHa)+Kusanagi+WordPress上でSimplicityのスキン選択機能が動かない

参考 レスポンシブ化されない | 不具合報告 | Cocoon フォーラム

ただこれだと、かなり面倒なので、Cocoonでは手軽に対応できる機能を実装しました。

\エックスサーバー開発のWordPressテーマ/
エックスサーバー開発のWordPressテーマ

KUSANAGIに対応する方法

KUSANAGI対応を行うには、まずテーマ設定画面を開きます。

WordPress管理画面から「Cocoon設定」を選択してください。

Wordpress管理画面からCocoon設定を選択

「その他」タブを開いて、「ファイルシステム認証」を有効にし保存します。

2018-03-30_19h44_31

この時点で、一度正常動作するか確認してみてください。

正常動作しないようであれば、WordPressインストールフォルダにあるwp-config.phpファイルを編集する必要があります。

wp-config.phpファイルを開いて、ファイルの最後に追記する形で、以下のように記入します。

define(‘FTP_PASS’, ‘FTPパスワード’);

「FTPパスワード」は、実際に利用しているものを入力してください。

”wp-config.php”にパスワードをハードコーディングする必要があるので、ちょっとセキュリティー的に…な部分もあるのですが、現在はこのようにするしかないのかもしれません。

詳しくは以下を参照してください。

https://wpdocs.osdn.jp/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%A0API

注意点

これまでいろいろいただいた、フォーラムへの書き込みから鑑みて今回機能を実装しました。

けれど、僕はKUSANAGI環境持っていないので、実環境で試したことはありません。なので本機能はβ版機能となっています。

なので、本番環境で実行する前に、一度テスト環境で試してみることをおすすめします。

通常のレンタルサーバー環境では、デフォルトで無効にしてあります。有効にしたとしても、特に何も変わらないと思います。

僕が、参考にさせていただいたフォーラムへの書き込みはこちらになります。

参考 VPS(ConoHa)+Kusanagi+WordPress上でSimplicityのスキン選択機能が動かない

参考 レスポンシブ化されない | 不具合報告 | Cocoon フォーラム

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