Cocoon 1.2.5から、YouTube動画の呼び出しをパラメータで制御出来るようにしました。
YouTube高速化埋め込みの詳細はこちら。
YouTubeパラメーター制御に関してはこちら。
これにより、以下のようなことの制御ができるようになりました。
- 関連動画を表示させるかどうか
- 開始時間・終了時間の設定
- プレイヤーコントロールを表示させるか
- プレイヤーボタンなどの制御
埋め込みURLの指定例
YouTubeの埋め込み表示は、エディターに対して以下のようにURLを記入するだけです。
このURLに対してパラメーターを指定することで、YouTubeプレイヤーを制御することも可能になりました。
以下では、URLパラメーター指定のサンプルをいくつか紹介します。
関連動画を表示する
関連動画を表示するには、rel=1パラメータを付け加えてください。
URL https://www.youtube.com/watch?v=OEb-EVFQVG4&rel=1
実際の表示はこちら。
プレイヤーを表示しない
パラメータで、controls=0を付け加えるとYouTubeプレイヤーが表示されなくなります。
URL https://www.youtube.com/watch?v=AoUxjQOQW7A&controls=0
実際の表示はこちら。
開始・終了時間を設定する
開始時間はstart、終了時間はendで秒単位で指定します。このように複数パラメータで指定することも可能です。
URL https://www.youtube.com/watch?v=Fu3u0YAh1G8&start=10&end=20
実際の表示はこちら。
デフォルトのパラメーターを指定するサンプル
毎回パラメーターを設定するのが面倒くさいという場合は、youtube_embed_default_argsフックを利用することで、全てのYouTube高速化埋め込みに対してデフォルト値を設定できます。
子テーマのfunctions.phpに以下のようなコードを記述してパラメーターを指定することでデフォルト動作を変更することが可能です。
//YouTube高速化埋め込みのデフォルトパラメータを設定したい時 add_filter('youtube_embed_default_args', 'youtube_embed_default_args_custom'); function youtube_embed_default_args_custom($args){ //デフォルトのパラメーターを記入 //ここで記入したものは、URLで入力したパラメータで上書きされる $args['rel'] = 1; $args['controls'] = 0; $args['start'] = 3; $args['end'] = 10; return $args; }
強制的にパラメーターを実行したい場合
埋め込みURLパラメーターで指定したものを上書きする形で、強制的にパラメータを実行したい場合は、youtube_embed_argsフックを利用します。
設定を行う場合は、子テーマのfunctions.phpで以下のように書いて、パラメータを指定してください。
//YouTube高速化埋め込みの最終的なパラメータを設定したい時 add_filter('youtube_embed_args', 'youtube_embed_args_custom'); function youtube_embed_args_custom($args){ //URLで入力したパラメーターも上書きできる $args['rel'] = 1; $args['controls'] = 0; $args['start'] = 3; $args['end'] = 10; return $args; }
youtube_embed_argsで指定したものは、個々のエディター埋め込みパラメーターで設定したものより優先されます。「プレイヤーの呼び出し方法を変更したいけど記事をすべて編集するの面倒」といった場合に利用すると良いかと思います。