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楽天商品リンクの初期設定方法と使い方

ショートコード
この記事は約6分で読めます。

Cocoon 1.1.5から「楽天商品リンクショートコード」機能が追加されました。

Amazon商品リンクに似た以下のような商品リンクを作成できます。

こちらもAMP対応です。

これを利用するにはAPIの認証キーや、楽天アフィリエイトIDを登録する必要があります。以下では、その設定方法を説明します。

加えて、商品リンクを作成するためのアイテムコード・商品番号の取得方法も説明します。

現在、楽天市場、価格ナビ、楽天ブックスにしか対応していません。楽天kobo電子書籍ページなどには対応していません。

事前準備

以下では、楽天商品リンクを利用するために必要となる準備設定を説明します。

楽天アプリケーションIDの取得

まずは、楽天APIを利用するための「楽天アプリケーションID」を取得する必要があります。

取得方法はこちら。

楽天アプリケーションIDの取得方法
楽天商品リンクショートコードを利用するには、楽天アプリケーションID(楽天デベロッパーID)を取得する必要があります。 楽天商品リンクの詳細はこちら。 楽天ウェブサービスからアプリケーションIDを取得 楽天にアプリ登録をしていない場合は、ま...
楽天商品リンク機能を使う上で必須情報です。

楽天アフィリエイトIDの取得

次に、「楽天アフィリエイトID」を取得します。

取得方法はこちら。

楽天アフィリエイトIDの取得方法
楽天ウェブサービスからアフィリエイトIDを取得して設定登録する方法です。
楽天商品リンク機能を使う上で必須情報です。

AmazonアソシエイトのトラッキングID

Amazonの商品検索ボタンを表示するには、AmazonアソシエイトのトラッキングIDを取得する必要があります。

AmazonアソシエイトのトラッキングIDを入手する方法
AmazonアソシエイトからトラッキングIDを取得して、Cocoonの商品紹介リンクで利用するために設定する方法です。

Yahoo!ショッピングのID

Yahoo!ショッピングの検索リンクを表示するには、バリューコマースでYahoo!ショッピングと提携し、sidとpidを取得し設定する必要があります。

バリューコマースでYahoo!ショッピングのsidとpidを取得する方法
バリューコマースでYahoo!ショッピングと提携しsidとpidを取得し設定登録する方法です。

もしもアフィリエイト経由にしたい場合は

もしもアフィリエイト経由で報酬を得たい場合は、もしも用の設定をする必要があります。

商品リンク機能を、もしもアフィリエイト経由にする方法
Amazon商品リンクのURLを「もしもアフィリエイト」のURLに変換する機能の使い方です。

「楽天商品リンク」機能の場合、個別ページへのリンクは、もしもアフィリエイト経由にできない仕様です。

テーマ設定

各種IDを入手したら「Cocoon設定」の「API」タブに入力する必要があります。

楽天商品リンク用のIDを入力する

ショートコードの利用の主な流れ

ショートコード利用する主な手順はこちらになります。

  1. ブックマークレットの登録
  2. ショートコードの作成
  3. ショートコードのキーワードの編集

手順で言えば、このたった3手順。検索ボタンを表示する必要がなければ、2手順でできます。

以下ではショートコードの利用方法を詳しく説明します。

ブックマークレットの登録

楽天商品リンクショートコードは、手打ちで入力することも可能ですが、商品IDや商品番号を調べたりするのが面倒なので、ブックマークレットを利用することをお勧めします。

ブックマークレットを利用することで、楽天ページからクリック一発で「楽天商品リンクショートコード」を作成することが可能です。

ブックマークレットの登録&使い方はこちら。

楽天商品リンクブックマークレットの使い方
楽天商品リンクショートコードを手軽に作成するための「楽天リンク作成ブックマークレット」の登録方法と、使い方の解説です。

ショートコードの作成

以下では基本的な使い方のみ説明します。

まずは楽天市場から商品を検索します。

楽天検索フォーム

例えば、以下のルンバの商品ページを例にします。

アイロボット ロボット掃除機 ルンバ980 送料無料 日本仕様正規品

商品ページを開いた状態で、ブックマークレットをクリックします。

楽天商品リンク作成ブックマークレットをクリック

すると、以下のようなダイアログが表示されるので、ショートコードをコピーします。

ブックマークレットをクリックするとダイアログが表示

例えば、こんな感じのショートコードが作成されます。

[rakuten id="ryouhinhyakka:10093141" kw="ルンバ"]

これを、WordPressのエディターに貼り付けると

以下のように表示されます。

その他にも、アフィリエイト料率の最も高いショップページへリンクを貼ってくれる方法もあります。

詳しくは以下を参照してください。

楽天商品リンクブックマークレットの使い方
楽天商品リンクショートコードを手軽に作成するための「楽天リンク作成ブックマークレット」の登録方法と、使い方の解説です。

ショートコードのキーワードの編集

最後に、ショートコードのキーワードを編集します。

例えば、以下のようなキーワードを

[rakuten id="irobotstore:10000170" kw="アイロボット ロボット掃除機 ルンバ980 送料無料 日本仕様正規品"]

以下のように編集します。

[rakuten id="irobotstore:10000170" kw="アイロボット ルンバ980"]

これで、余分なキーワードが除去されたことになるので、「キーワード過多のため検索にヒットしない」なんてことも防げると思います。

ショートコードオプション

楽天ショートコードの使用例や、オプション設定方法はこちらを参照してください。

楽天商品リンクショートコードの使い方。サンプルつき。
楽天商品リンクを作成するためのショートコードの使い方を詳しく解説しています。オプションを利用することで、様々な表現を行うことが可能です。
ショートコードは手入力もできますがブックマークレットを使用したのが手軽にできるかと思います。

注意点

「楽天API」のリクエスト上限は「1秒につき1件」です

https://webservice.faq.rakuten.co.jp/app/answers/detail/a_id/14261/session/L3RpbWUvMTU1NTkzODUzMS9zaWQvZlVoQ0t0RFJ6TDVaM0VIaTQ4TVoydk9UYWtDelBOR0RWek5PZUs4SWljcklNTHdpd1BEajlEZ09Dbzk2Z1RzQ2x5amJvWGo4Z0hwUWRXVHZqT0lETER4ViU3RXpreEoxTEhSMWF3aVVRRzh2ekh5dWJ0VWpuckxkd2clMjElMjE%3D
各APIの利用制限を教えてください。
1つのapplication_idにつき、1秒に1回以下のリクエストとしてください。

この上限数だと、1ページに何個も「楽天商品リンク」を表示させると、一度では取得できない場合があります。

その際は以下のようなエラーメッセージが表示されるかと思います。

Bad Requestが返されました。リクエスト制限を受けた可能性があります。しばらく時間を置いたとリロードすると商品リンクが表示される可能性があります。

その際は、少し時間をおいてから再読み込み(リロード)すると表示されると思うので、慌てずに時間をかけて再読み込みしてください。

時間をおくことでいずれ表示されるようになると思います。

レスポンス制限にかかったとしても、読者に対して楽天ページへのアフィリエイト検索リンクは表示される仕様になっています。

まとめ

こんな感じで、楽天の商品紹介リンクを結構簡単に作成できます。

加えて、CocoonのAMP機能にも対応しているので、表示が崩れません。

「楽天商品リンク」は、「なるべく高いアフィリエイト料率ページ」が表示される仕様になっています。この仕様により、楽天アフィリエイトであっても、できる限り高いパフォーマンスを出せるようにしました。

反面、意図しない商品が表示される可能性もあります。ですので、ここら辺は今後の課題としてβ機能となっています。

今後ここら辺は、利用状況を見ながら改善していきたいと思います。

コメント

  1. chan より:

    わいひらさん、こんにちは。

    もしもアフィリエイト経由にする場合には、この楽天の設定はしなくても大丈夫ですか?

    • わいひら わいひら より:

      もしもアフィリエイト経由であっても、楽天商品リンクを利用する場合は設定する必要があります。
      Amazon商品リンクのみで利用する場合は、設定する必要はないと思います。

      • chan より:

        わいひらさん、コメントありがとうございます。
        楽天アプリケーションID と 楽天アフィリエイトIDも再設定しました。

        基本的なことをお聞きするのですが、楽天商品リンクとかamazonリンクとかは、商品情報をどちらから取得してリンクを作るかによって、呼び名が違うと考えて良いですか?

        • わいひら わいひら より:

          その認識でも間違いではないですが、僕の中では「どちらの通販サービスの商品を紹介するか?」による違いと思っています。

          • chan より:

            なるほど、そういうことなのですね。商品によって使い分けるのも良いですね。回答ありがとうございました。

  2. スー より:

    わいひらさん、こんにちは!
    Simplicityを使わせていただいてます。
    以前「コピペで実装!WordPressでAmazon PA-APIを利用して商品リンクを表示するカスタマイズ方法」で、Amazon PA-APIを使ったコードを利用させていただきました。
    が、Amazon APIの仕様変更により、楽天APIの方に変更したいのですが、以前のような記事で、functions.phpに貼り付けるような形で実装できたらありがたいのですが。。
    もし可能なら、お願いしますm(_ _)m

    また、別件ではありますが、楽天APIを利用する場合、「クレジット表記が必要」と規約に書かれています。https://webservice.rakuten.co.jp/guide/credit
    Cocoonでこのショートコードを使った場合、どこかに自動的に出現するのですか??

  3. スー より:

    ありがとうございます!
    頑張って自前で実装に挑戦してみようと思います。
    Amazonにない商品が楽天にあったりするので、そういうのも兼ねて、この機会に楽天APIに変更するのもいいかなと思ったもので。
    わいひらさん、これからも応援しています!

    • わいひら わいひら より:

      Amazonであっても、カスタマイズコードの「キャッシュする日にち」を長くすれば(例えば180日とかにすれば)、新しいPA-APIポリシーでも全然使えると思います。
      https://nelog.jp/amazon-pa-api-shortcode

      ただ、楽天APIの商品リンクコードであっても、多少PHPがわかれば、とりあえず実行してみて、エラーが出る部分をどんどん取り除いていけば、いけるとは思います(※もちろん一部コードを修正する必要あり)。

      ありがとうございます!
      これからも、ゆるゆると更新していければと思います。

  4. しょぼーん より:

    楽天APIのリクエスト制限に関するFAQを見かけましたのでURLを報告しておきますね。

    https://webservice.faq.rakuten.co.jp/app/answers/list/c/5267

    • わいひら わいひら より:

      公式のソースありがとうございます!
      早速記事の方に記入させていただきました。

  5. ポム より:

    こんにちは!

    cocoon好きなド素人です。 

    質問ですが、

    楽天の商品リンクは表示されるのですが、広告リンクが表示されません。楽天アプリ・アフィリエイトIDは取得入力しています。

    思い当たることがあればアドバイスお願いします。

    • わいひら わいひら より:

      広告リンクとは、AdSenseとかのことでしょうか?
      出来れば、コメントの案内にもあるように、フォーラムに書き込んでいただいてよろしいでしょうか。
      https://wp-cocoon.com/community/
      該当ページのURLと、該当部分のキャプチャとともに、書き込んでいただければ幸いです。
      フォーラムでは、登録不要で書き込むことができますので、コピペでも良いのでよろしくお願いいたします。

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